思い出す

月曜日、ふと時計を見たら午後5時半。

そういえば、あの時、夫と歩いて帰宅して、おまめさんに会って、おうちに着いたころだったなあ、と。
電話はつながらず、歩いている間中、心配で、心配で。
夫も無言で、ずんずん歩いていたっけ。

帰宅してテレビをつけて、出てきた光景に固まりました。

「なんで、あの頃のアチェが映ってるの?」
と思ったら、アチェなんかではなく、日本で、しかも今の状況だった…

アチェの現場に入った時、ご一緒した専門の方に、日本は大丈夫なのか?　とお伺いしたら、日本はこれまでの経験からちゃんと対策をとってるから、こんなことにはなりませんよ、って…

なったじゃん…

ものすごいショックを受けたのを、今でも覚えています。

技術を過信してはいけない…
自然は執拗に、これまでの習性通りのことをしようとする、といったようなことを何かで読みました。
それを忘れちゃいけないんですね… 

アチェは、ペースは遅かったものの、すっかり復興されて、あの頃もめにもめていた道路とかも、開通しているそうです。 

東北にも、一日も早くそんな日が訪れることを祈って。 

あれ以降、政府の発表や報道、インターネットに流れる様々な情報で、いったい何を信じたらいいのか、わからなくなっています。

自分が「そうだ」と思う方向の情報だけ集めようと思えば、いくらでもそっちに突き進むことができます。

全体から、その流れにあった一部だけを切り取って、どんどん膨らますこともできます。

疑い始めたらきりがないですけどね…

 

コメント 2

２年ですね。
我家も偶然にも夫婦で震災を体験をしましたよ。
当時のことは忘れられないですよね。

日本のように完璧に整備された都市は
復旧に時間がかかるでしょうね。
その点アチェは…早かったんじゃないかと思います。

ところで機内で『OD４』を観たとゆうことは、
もうご帰国されたのかしら？
そして映画鑑賞のお供は、もちろんビビンパ？
by にしよし (2013-03-14 21:52) 

にしよしさま
そうでしたね。
はい、帰国して、今日からお休みいただいてベトナムにおりまする。
幼児とふたりの珍道中ですわ（汗）
by blaksumur (2013-03-19 18:21)