立ち止まるまでのこと(1) [心のこと]
***少し前のお話です***
今になって思えば、それはゆっくりと進行していました。
調査で関係者からお話を伺う時に、メモとりが追い付かなくなってきました。
後から自分のメモを見ると、ぽつぽつとキーワードがあるだけ…
しかも、かなり汚い字…
年かなあ~、と、若いメンバーの方にメモ取りをお任せすることにしました。
報告書は、メンバーで分担して書いて、リーダーがまとめるのですが、チームのメンバーがそれぞれに書いてくれた報告書を取りまとめるのにも、なんだか時間がかかるようになってきました。
自分の担当を書くのには、もっと時間がかかるようになりました。
「報告書の神様」が、降りてこない…
気が付くと、PCの前でぼーっとしていることが増えました。
1つの仕事が終わる前の2~3か月間は、それまでの人生で3回しかやったことがなかった徹夜仕事を3回とか4回とかやらないと、報告書がまとめられなくなっていました。
この頃の私に言いたい。
そこで休みなさい、と。
でも、この頃は疲れたとか思う事もなく、逆に、「疲れているように見える」とか「大丈夫?」とか言われると、正直、嫌な気持ちになっていました。
これこそが、燃え尽きに向かう人の心理状態だったようです…
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