まま、たいへん！

スカイプをしていたら、父にくっついておまめさんが出て行ってしまいました。

しばらくすると、パソコンの画面に一目散に駆け寄るまめ氏。

「まま、たいへん！」

何かと思ったら、長年我が家のマイカーを務めてくれたアルト君が引き取られていったのでした。

そんなに距離は乗っていないし、丈夫だし、乗り心地は悪くないし、なんといっても私のいろんな思い出が詰まっているし…　と、若干躊躇したのですが、2ドアでおまめさんと一緒に乗り降りするの大変だし、車検はしょっちゅう来るし、と、このたびとうとう手放すことにしたのです。

おまめさんも、これに乗って家族でいろんなところに出かけて、大のお気に入りでした。

大好きな「ぱぱぶーぶ」に、見知らぬお兄さんが乗り込んで行っちゃったので、しょんぼりしていたそうです。
そういえば私も、小さいころに父の愛車の小さいスバルが引き取られていったとき、悲しかったっけ。

で、ママに教えないと!!　となったらしい。

「ぱぱぶーぶはね、たくさんたくさん働いたし、おまめさんがどんどん大きくなって、ちょっと窮屈になったから、新しいぱぱぶーぶにするんだよ。ぱぱぶーぶ、ありがとう、ばいばい、って言おうね」（もう行っちゃったけど）と言うと、コクリとうなずいて、

「ぱぱぶーぶ、ばいばい」と、手を振っていました。

新しいぱぱぶーぶをがやってくるのはちょっと先になりそうだけれど、新しい車でも、たくさんたくさん思い出を作ろうね。

久しぶりにたっぷりとスカイプでお相手してくれて、最後には

「まま、お手てだして」と、ハイタッチを自らしてくれました。

そんな、些細な一挙手一投足に、いちいち成長を感じてしまう遠距離親子なのです。

 

1から3までトリリンガル?

スカイプで「まま、はやくかえってきて」というようになったおまめさん

そう言った後は、すたこらテレビ見にいっちゃったりしますが。

我が家は基本的に「まず母語をしっかりしよう」派なので、なるべくきちんとした日本語（親も怪しいが）でおまめさんに話しかけるようにしています。

でも、せっかくママが珍しい（?）言語を知っているので、話のネタに（?）と、お風呂上がりのカウントだけは、日本語、英語、インドネシア語でやってみていました。

最近大人の口真似が上手になってきたおまめさんなのに、生後2カ月くらいから聞いているこの3カ国語での「1から10」はなかなか口から出てきませんでした。

だけど、先日一瞬帰国した（そしてあっという間にベトナムに戻っちゃった）夫が一緒にお風呂に入った際、いきなり

「わん、とぅー、とぉりー」「さとぅ、どぅあ、てぃが」

と言ったのでびっくりしたそうです。

覚えててくれたのね

単なるお風呂上がりの儀式と思っているかもしれないけれど。

帰ったら、たくさんたくさんお話ししようね。

まずは日本語で^^

それから、たくさんたくさん、ぎゅ～もしようね。

 

一瞬の帰国

夫が、です。

4泊5日の“来日”。
忙しいだろうに、ちゃんと父子家庭しているようです。

祖父母の前ではちょっとパパにクールだったようですが、パパと二人っきりになったらご機嫌で甘えたそうで。

背が伸びて、以前なら「きぃ～っ!!」となるような場面でもじっと我慢したり、ちょっと大人びたことを言うようになったりしているよ、と、夫からメール。

半月ぶりに登園した保育園でも、すたこら教室に入って行ってふつうに先生やお友達と遊び始めたそうです。運動会の予行演習にも無事参加できたとか。

そう、来週は運動会。

でも、夫も私も出られないので、祖父母を総動員（?）して応援してもらいます。

といっても、おまめさんたちのような小さな子たちは普段やっているリズム遊びをやるくらいだそうですが。

「ああ～、子どもの人生初の運動会に出られない～～!!!」
と、会社で叫んだ（?）ら、

「最後じゃなくてよかったじゃん。また来年、運動会はあるよ。」
と、同僚に慰められました。

この業界、みんなそんな感じなのよね…

息子さんの結婚式なのに、ビデオレターで出席したなんて話もあったし…

今はだいぶ会社も考えてくれて、大事な時には帰国させてもらえることが多くなりましたが。

でも、やっぱり悩んじゃうなあ～。

 

絵本を読んでくれました

フィジーは日本より3時間進んでいるので、そろそろ寝ようかな、というころ、おまめさんはお風呂もお食事もすんでくつろぎタイム。

そこでスカイプ

大体、つながった直後に「まま～!!」と言ってちょっとお話しした後は、すたこら遊びに行ってしまいます。でも、「ママどこ?」って聞かれると、「ここ!!」とパソコンの画面を指差します。

ご機嫌な時は、画面のママにちゅ～してくれたり、ハイタッチしてくれたりもします。

昨日は、絵本を読んでくれました。

それにしても、これくらいの頃って、絵本をなぜかさかさまにみることが多いような…

そして、「まま、まま、だいしゅき（大好き）!!」と言ってくれました

ママもだいしゅきよ～～～
ご飯もおやつもよく食べるそうで、ちょっと丸くなったみたい。

昨日は、早めに仕事から帰った（土曜日なのに）パパと途中で交代。
有料のオプションを使えば、3人でビデオ電話できるんだけどね…

ベトナム～フィジー～日本　の遠距離家族なのです…

 

1年間やってみた

思えば昨年5月、おまめさんの1歳の誕生日に職場復帰し、8月に初めて出張に出てみたのでした。

そのあと、3年半のプロジェクトのメンバーにしていただいて、ちょこちょこと出張を繰り返す生活。

どういう形が私たち家族にとっていいのか、まだまだ試行錯誤です。

連れていく、という選択肢は、現地の状況を色々と考えると、3ヶ月とか4か月ならいいけれど、2カ月休むと保育園をクビになる、という条件のもとでは厳しい、というのが今のところの結論。

その条件下で、出張期間を1カ月以上にしてみるのはどうか、ということについては、1カ月が限度だな、と。

それから、1年間でどれだけ出られるか、ということについては、やっぱり4カ月程度がせいぜいかな。

と、だんだんと自分なりの仕事との折り合いの付け方が見えつつあります。

現地1カ月と言うのは、仕事上は大変厳しいのですが、ママ頑張る。

今回はちょっとみんなで頑張って1ヶ月半。
行ってきます～（涙）

 

ああ楽しみ!

夫が日曜日に帰国しておまめさんを「回収」し、父子家庭復活しました。

実家の両親によると、おまめさんはじんわりとパパとの再会をかみ締めて喜び、

「ばいば～い!!」と、名残を惜しむこともなく、あっさり車に乗って去って行ったそうで、ちょっと寂しそう。

家からスカイプしてくれたおまめさん&パパ、仲良さそう。

「ママ、帰ってく～る?」なんて言ってくれて、嬉しい～☆

「お土産買ったよ～」と言ったら「はいっ!」だって^^ 

パパはすっかり慣れた様子で、ちょっと機嫌が悪くなってきたら

「そろそろお腹すいてきたみたいだから、切るね」と、テキパキ。

もう少しよ、もう少し。

楽しみだわ～。

 

最強のお手伝い

夫も出張に行ってしまいました。

おまめさんも、保育園をお休みして、じじばばのところに出張…

夫がおまめさんに自分の出張の予定を話したところ

「わかったっ!!」

と言ったそうです。
朝、車で駅まで一緒に行って、「いってらっしゃ～い」と元気にお見送り。

スカイプつないだら、最初にママにちゅ～ってしてくれましたが、後はすたこら遊びに行っちゃいました。
ママが育ったお家は、おまめさんにとって多分探検のし甲斐があるワンダーランド。

おじいちゃんとおばあちゃんがずっと構ってくれるし、甘やかしてくれるし、別にママいなくてもいいのね…

だけど、ちゅ～はママだけのものになったようです。

以前は、ちゅ～して、と言われればだれにでも気軽にちゅ～をするちゅ～ちゅ～幼児でしたが、今は

「おばあちゃんとちゅ～しないっ。ママとちゅ～するっ。」

と宣言するのだそうで、おばあちゃんもがっかり…

元気にお留守番という、最強のお手伝いをしてくれて、本当に、本当に、ありがとう。
おかげで、パパもママもお仕事がんばれます。

だけど、無理しないでね。みんな、いつもおまめさんのことを見ているからね。気にしているからね。
おまめさんのことが一番なんだからね。

なんて、実は母がすでにかなり辛かったりする…

 

日曜日だったので

土曜日は結構仕事をしたので、今日はグータラな日にしよう!　と思った昨日。

ちょっとだけ宿題を片付け、土曜日にいただいたチキン南蛮とお稲荷さんでランチ。
こんなところでこんな素敵な物作ってくださる同僚に感謝

チキン南蛮は宮崎風だそうで、甘酢をまとったチキンに手作りのタルタルソースをかけていただきます。お肉ぷりぷりで、おいしかった。
ちなみに、土曜の夕飯にいただいたとんかつも、おいしかったんです。

スカイプできるかな、と夫に電話をしたら、

「今、懇親会中だよ」と。

懇親会とは…

夕飯何にしようかな

と、日本時間の夕方になると夫が話しかけてきます。

保育園でちゃんとしたもの食べてるんだし、おまめさんが大好きなアンパンマンカレーでいいんだよ、と励ます（?）のですが、もうちょっと手をかけたものも食べさせたい、と。

パパ、えらいねえ

スカイプでお話しすると、おまめさんはちょこんとパパのおひざに座って、なにやら忙しく作業しています。
合間に、宇宙語でお話ししてくれますけどね。

一応、最初だけは画面の向こうの母に微笑みかけてくれますが。

夫もすっかり、父子家庭に慣れてきた、のかな?

なんだか、私がいる時よりもおまめさんとパパの距離が縮まっているように見えます。

ちょっとやきもち…

だけど、いいことなんです。

この仕事を続ける限り、夫にとっては本当に貴重な貴重な父と子の時間。
次はいつ、こんなにじっくりおまめさんと過ごせるかわからないんですから。

おまめさんが大きくなって、その時に夫が忙しく飛び回っていたとしても、こんな風に一生懸命パパにかまってもらった記憶はきっと、おまめさんの気持ちを救ってくれるでしょう。

そう、あなたはみんなに愛されているんですよ。
大事にされているんですよ。

はやく帰りたい～～～!!!

 

頑張るおまめさん＆パパ

父子家庭生活3日経過。

（ナンディ上空、だったかな。雲海がきれいです）

夫は毎日写真を送ってくれます。

朝、ちゃんと起きてご飯を食べて、歯磨きもしている模様。
保育園にも泣かずに楽しそうに登園し、楽しく過ごしているとのこと。

なんだか、私と居る時よりちゃんとしてるような…

一度だけ、朝起きて「ママ、すぐ帰ってくるね」と言ったほかは、ママのことには触れない2歳児。

我慢してるのかなあ～

夫も、両親の助けを借りてなんとか頑張っています。
ありがとうね。

本当に、ありがとうね。

仕事、頑張るね。